Vol.1 深海の常陸丸、初の潜水撮影 ― 写真家・清水淳が明かす姿
日露戦争で沈没した常陸丸。119年の眠りを破り、ついに水中写真として記録された。
玄界灘・水深80mでの潜水調査で、水中写真家・清水淳がシャッターを切った瞬間、深海の沈黙が歴史として立ち上がる。
玄界灘の水深80mに眠る大型貨客船「常陸丸」の潜水調査プロジェクトが始動した。調査は2025年7月16〜17日/8月19〜20日の2回に分けて実施された。
強い潮流と水深80mという高難度環境での調査を主導するのは福岡のダイビングサービス「Diving Base JOINT」代表・寺澤淳二氏。
探検&撮影チームはSDI TDI JAPAN代表・加藤氏、九州のテクニカルダイバー大濱氏、水中写真家の筆者・清水で構成され、
第2回では水中探検家・伊左治氏も参加。サポートには清水率いる撮影チームから木下氏、誉田氏が加わり、潜降・減圧の支援とモニタリング、
緊急時対応で安全管理を補完した。ここに改めて謝意を表し、一部始終をレポートしていく。Vol.1では調査体制の紹介と
サポートダイバーの誉田さんによるレポートを中心にお届けしていく。
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